監査業務に係る審査

「審査」とは、監査事務所の品質管理の一環として義務付けられているもので、監査実施者が行った業務をさらに第三者の視点でチェックすること。監査実施者が行った監査手続や判断、またその結果である監査意見を客観的に評価し、監査責任者と討議も行いながらその適正性を判断する。審査が終了するまで監査報告書は発行されない。
公認会計士が行うすべての監査業務は、この審査が義務づけられており、監査事務所は審査担当者を定めている。審査担当者は、監査責任者と同程度の経験と権限を有し、その監査業務に対して客観性と責任を持つことが求められる。

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