組織的監査

監査対象となる会社や団体の規模や複雑性に応じて監査チームが結成される。
監査チームでは、監査計画書の作成から監査手続きに至るまで監査責任者が補助者を指導・監督し、報告と査閲が組織的に行われるように整備されている。このチームで形成された意見は、今度はその監査業務に携わっていない他の公認会計士がチェックする「審査」を受ける。審査とは「監査の監査」とも言えるチェック体制であり、監査チームが形成した意見及び業務内容を客観的にチェックする。こうして公認会計士は、指揮命令の系統と職務権限の分離を明確にした組織的な監査を行っている。

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