FASB(Financial Accounting Standards Board)米国財務会計基準審議会

アメリカにおける会計基準の設定主体。独立の民間の非営利組織として、1973年に設立された。FASB は、米国証券取引委員会(SEC)により、公開企業のための指定された会計基準設定主体として認識されており、FASB の基準は、各州の公認会計士審査会及び米国公認会計士協会(AICPA)を含む、その他の多くの組織により権威のあるものとして認識されている。

FASBは、2002年にIFRSと米国基準をコンバージェンスすることをIASBと合意(ノーウォーク合意)後、2006年に統合加速に向けて覚書(MOU)を締結し、IASBと共同でコンバージェンスを進めてきており、両審議会で共通の収益認識基準などを公表した。しかしながら、FASBとIASBが必ずしもすべての原則や個別論点について合意に至っているわけではない。

(※参照「IFRS/ IAS」「SEC」

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