内部統制監査報告書とは、内部統制報告制度に基づき会社が作成した内部統制報告書に対する監査人の意見を記載した報告書。金融商品取引法によって、全ての上場企業に、内部統制報告書と内部統制監査報告書の公表が義務となった。
内部統制報告制度においては、会社が作成した内部統制報告書を監査人が内部統制の評価の基準に準拠して適正に表示しているかどうかを監査し、その意見を内部統制監査報告書により報告する。
内部統制監査についても監査の意見と同様に「無限定適正意見」「不適正意見」「限定付適正意見」「意見不表明」のいずれかで意見表明する。
(※参照「内部統制報告制度」、「内部統制」、「意見不表明」)