監査計画

監査人は、監査を効果的かつ効率的に実施するために監査計画を作成しなければならない。
まず企業の規模や複雑性を考慮し、管理組織のレベルや内部統制の整備・運用状況、取引の実体などを分析して、監査業務の範囲や監査チームが考慮すべき点などの方向性を設定する。これをもとに監査チームのメンバーの配置を行い、リスクが高いと考えられる領域には経験・能力がある人員を配置し、適切な監査時間も設定していく。
監査計画は、いかにして監査リスクを低くおさえるかが重要なポイントであり、その策定には、監査経験や洞察力が必要とされる。
(※参照「監査上の重要性」「監査リスク」「リスク・アプローチ」

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