独立開業し、活躍

中央大学商学部卒業、06年監査法人入所、投資ファンド運営会社、会計事務所を経て、10年会計士事務所を設立

独立開業した公認会計士には、多様な業種・規模の中小企業などから経営管理、会計、税務、内部統制などにおいて、良きアドバイザー、パートナーとしてのサポートが求められています。

小駒望
(会計士事務所勤務)

 公認会計士の魅力は、資格に基づいて自分の名前で仕事を受託し、サービスを提供できることだと思います。企業の命運を決める場面もあり、責任は重いですが、その分やり甲斐もあります。私自身、監査業務からバイアウトファンド、会計業務を経て独立開業しましたが、今後また組織に属することも可能と考えています。業務や働き方の選択肢の幅が非常に広く、大きな可能性を手にできる資格です。

 個人事務所では現在、法人と個人に対する税務・会計支援をメインに、保証業務や事業譲渡・合併のアドバイザリー、株価算定や事業計画作成支援などのコンサルティング業務を行っています。個人として上場・非上場会社の社外役員にも従事しています。携わる業務の中で、自分がクライアントや社会の役に立っていると実感できる場面が多くあり、充実感をもって毎日を過ごしています。また、独立後は時間等の様々な資源を自分の裁量で決定することが可能になり、仕事とプライベートのバランスが取りやすくなりました。

 独立後に2人の子供を出産しました。産休・育休の取得はありませんでしたが、出産に向けて事前に業務の調整を行うことができましたし、大半の業務は在宅でも対応可能なこともあり、繁忙期も大きな混乱なく過ごすことができました。

 出産や育児については社会における理解やサポート意識の高まりを感じますし、クライアントや周りの方々に支えていただいていることに感謝しています。

 仕事もプライベートも一層の充実を目指し、引き続き取り組んでいきたいと思います。

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