サステナビリティ能力開発

当協会では、会員に対するサステナビリティ能力開発に向けた取組を進めています。


1.これまでの取組

 近年の企業経営や投資判断におけるサステナビリティの重要性の急速な高まりや、これを反映したサステナビリティ開示基準・保証基準の開発に係る動きを受け、当協会では、2022年から、公認会計士のサステナビリティ能力開発に係る検討を行っています。
 直近では、2023年4月に、公認会計士に対するサステナビリティに関する能力開発に向けた取組を着実に前進させるための方策を検討した結果を取りまとめ、サステナビリティ教育検討特別委員会報告書「サステナビリティに関する能力開発の基本方針とアクション」を公表しました。



2.サステナビリティ能力開発協議会

 当協会では、サステナビリティ能力開発に関する検討及び運用の母体として、サステナビリティ能力開発協議会を2023年8月に設置しました。


【体制】


サステナビリティ能力開発協議会 委員一覧(2024.3.8時点)

シラバス・研修企画専門委員会 専門委員一覧(2023.12.14時点)

設置目的

 サステナビリティ能力開発協議会は、資本市場におけるサステナビリティ情報の信頼性確保及び高品質な開示の実現に貢献するため、サステナビリティ情報の開示及び保証業務に関する会員及び準会員の能力開発のための活動を行うことを目的としています。

本協議会の役割

 サステナビリティ能力開発協議会の主な役割は、以下のとおりです。
・ サステナビリティ教育シラバスの開発・更新・運用
・ 保証業務の担い手育成
・ 能力開発の実施状況及び成果に関するモニタリング

 また、こうした役割を果たす上で、国内外の主要な関係者との緊密に連携をして参ります。

開催状況

 サステナビリティ能力開発協議会は、公認会計士に求められるサステナビリティ関連の能力開発のための包括的な指針として「JICPAサステナビリティ能力開発シラバス」を取りまとめ、公表しました。今後も、サステナビリティの領域における変化を踏まえつつ、シラバスの活用状況や公認会計士の能力開発の実態を考慮し、当協議会にて定期的にシラバスを更新します。


3.JICPAサステナビリティ・ウェビナーシリーズ

 当協会では、サステナビリティに関する能力開発に係る取組の一環として、2024年4月に公表した「JICPAサステナビリティ能力開発シラバス」に基づき、JICPAサステナビリティ・ウェビナーシリーズを開催しています。

(JICPAサステナビリティセミナー特設サイト)
https://www.cpd.jicpa.or.jp/page/jicpa-sustainability/

4.サステナビリティ報告・保証に関するIFAC国際教育基準改訂の動向

ページトップへ