JICPAサステナビリティ能力開発シラバスの公表について
- 掲載日
- 2024年04月25日
昨今の企業経営や投資家行動におけるサステナビリティの重要性の高まりと、これを反映したサステナビリティ情報開示及びその信頼性確保に向けた取組の進展を受け、公認会計士がサステナビリティの知見・能力を向上させる必要性が高まっています。かかる認識の下、当協会では、公認会計士のサステナビリティ教育の在り方についての包括的な検討に着手し、2023年4月にサステナビリティ教育検討特別委員会報告書「サステナビリティに関する能力開発の基本方針とアクション」を公表しました。
その後、新たに設置した「サステナビリティ能力開発協議会」において、更なる議論を経て、今般、公認会計士に求められるサステナビリティ関連の能力開発のための包括的な指針として「JICPAサステナビリティ能力開発シラバス」を取りまとめ、公表しました。
公認会計士のサステナビリティ関連の能力開発に関しては、国際会計士連盟(International Federation of Accountants:IFAC)において国際教育基準(International Education Standards:IES)の改訂作業が進められており、国際的な連携も急務となっています。当協会では、本シラバスを基礎としつつ、サステナビリティ関連の研修充実を図るとともに、監査法人及び会計事務所、関係省庁、加えてIFACや諸外国の会計士団体と協調・連携した形で、公認会計士のサステナビリティに関する能力開発を迅速に進めてまいります。
以 上
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