2018年07月20日
フィンランド中央銀行の前総裁 Erkki Liikanen氏がIFRS財団評議員会議長に指名されました。Liikanen氏は、2011年より議長を務めているMichel Prada氏の後任となります。
Liikanen氏は、フィンランド中央銀行の総裁として7年間の任期を2期務めました。また、2004年から国際通貨基金の総裁及び欧州中央銀行の政策理事会メンバーを務めています。
Liikanen氏は、長年にわたる国際的な職務経験を有しています。フィンランド中央銀行に勤務する以前は欧州委員会の委員を務めていました。また、1987年から2009年までフィンランドの財務大臣を務め、1990年から1994年まで外務省で欧州連合のフィンランド関連任務の代表を務めています。また、21歳の時に最年少でフィンランドの国会議員となり、1972年から18年間務めました。
Liikanen氏は当初3年の任期で任命されており、2018年10月に南アフリカのヨハネスブルクで開催される評議員会後からの開始となります。
詳細は、IASBのウェブサイトをご参照ください。