【社外役員推奨研修】公認会計士社外役員ネットワーク研修会 「『同意なき買収』とアクティビスト対応の実務」(8/25)

掲載日
2025年09月18日

 2025年8月25日【社外役員推奨研修】公認会計士社外役員ネットワーク研修会「『同意なき買収』とアクティビスト対応の実務」が開催されました。

 後日eラーニング配信を行いますので、ぜひご視聴ください。

【講師】:太田洋様(西村あさひ法律事務所 パートナー)


【概要】
 「アクティビスト」「物⾔う株主」という⾔葉が、新聞でも当たり前のように取り上げられるようになって久しく経ちます。我々社外役員もアクティビストから⾯談を申し込まれて、社内の執⾏メンバーとは異なる視点で、独立した社外としての客観的な意⾒を求められることも増えてきました。「同意なき買収」も年々増加しています。
 就任している会社で突然の「同意なき買収」に巻き込まれて、株主共同の利益とは何か、少数株主保護とは何かということ等に、頭を悩ませることもあるでしょう。このように、社外役員としての役割は加速的に⼤きくなってきているのです。
 実は「アクティビスト」と⾔われる⼈たちは、⼀様ではありません。本研修会では、数多くの同意なき買収を⼿掛けられ、またアクティビスト対応の実務に精通していらっしゃる太⽥洋様(⽇経弁護⼠ランキング企業法務全般(会社法)で3年連続⾸位)をお招きし、ご講義をいただきました。

 当日はリモートを含めると、なんと400名を超える受講者の皆様にお集まりいただきました。ベスト・プラクティスであり、M&Aの活性化を進めるべきとの政策的意図が背景にある「企業買収における行動指針」を理解し、どうすれば「真摯に検討」したことになるのか、具体的な事例を交えながらご教示いただきました。「透明性」を確保するための情報開示のあり方は、我々公認会計士にとっても馴染みのある概念であり、我々が社外役員として活躍していくための多くの示唆に富んだ研修内容でした。

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