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監査基準委員会報告書610「内部監査の利用」、監査基準委員会報告書315 「企業及び企業環境の理解を通じた重要な虚偽表示リスクの識別と評価」 及び関連する監査基準委員会報告書の改正について(参考資料の追加)

掲載日
2019年06月12日
常務理事 住田清芽

 日本公認会計士協会(監査基準委員会)は、2019年5月23日に開催された常務理事会の承認を受けて、以下の監査基準委員会報告書等の改正を2019年6月12日付けで公表しましたのでお知らせします。

今回の改正は、国際監査・保証基準審議会(IAASB)において検討された内部監査プロジェクト(2013年3月に改訂版のISA315 及びISA610 を公表)及び財務諸表の注記事項の監査を強化するプロジェクト(2015年7月に改訂版のISA315等を公表)に対応すべく、関連する監査基準委員会報告書の検討を行ったものです。内部監査、注記の監査それぞれのプロジェクトに対応して検討した監査基準委員会報告書等は以下のとおりです。


監査基準委員会報告書等

検討に当たっては、2019年2月26日から3月26日までの期間にわたり公開草案を公開し、広く意見を求めました。公開草案に寄せられた主なコメントの概要とその対応も併せて掲載しておりますのでご参照ください。

 参考資料としてISAと監査基準委員会報告書の比較表を追加しましたので、ご参照ください。(2019年12月追記)


 監査基準委員会報告書315「企業及び企業環境の理解を通じた重要な虚偽表示リスクの識別と評価」等の適用に当たって、国際監査・保証基準審議会(IAASB)から発行されている財務諸表監査における注記事項への対応の概要(At a Glance)、スタッフ文書(Staff Publication)を参照し考慮することが実務上の監査基準委員会報告書等の適切な理解に資するものと考え、以下のページに仮訳を公表しておりますのでご参照ください。

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以下のファイルが閲覧・ダウンロードできます


【新旧対照表】


【改正後本文】

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