IASBがcovid-19によるIAS第1号の修正の発効日の延期を提案

2020年05月12日
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 IASBは、2020年5月4日、公開草案「負債の流動又は非流動への分類-発効日の延期(IAS第1号の修正案)」を公表し、発効日を1年延期して2023年1月1日以後開始する事業年度から適用することを提案しました。コメント期間は30日間で、コメント期限は2020年6月3日です。


 IASBは、2020年1月23日にIAS第1号「財務諸表の表示」の修正を公表し、IAS第1号における負債の分類について、報告日に存在している契約上の取決めを基礎とした、より一般的なアプローチを提供しました(修正IAS第1号の具体的な内容は2020年1月31日付のIFRSに関するお知らせをご参照ください)。


 IAS第1号の修正は、2022年1月1日以後開始する事業年度から適用される予定でしたが、IASBはcovid-19パンデミックによる影響を考慮し、発効日を1年延期して、当修正から生じる分類の変更を導入するためのより多くの時間を企業に与えることを提案しています。なお、IASBは、発効日の延期以外、当初の修正に対する変更を提案していません。


 詳細は、IASBのウェブサイトをご参照ください。

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