2025年04月08日
国際会計士倫理基準審議会(The International Ethics Standards Board for Accountants:IESBA)は、2025年3月31日付けで集団投資ビークル(Collective Investment Vehicles: CIV)及び年金基金の監査における監査人の独立性に関するコンサルテーション・ペーパーを公表しましたのでお知らせします。
原題:Consultation Paper, Collective Investment Vehicles and Pension Funds - Auditor Independence
本コンサルテーション・ペーパーは、集団投資ビークル及び年金基金(以下「投資スキーム」という。)の監査における監査人の独立性に対応するために、IESBA倫理規程の改訂が必要かどうかについて意見を求めています。
本コンサルテーション・ペーパーの主な論点は以下のとおりです。
- IESBA倫理規程における「関連事業体(Related entity)」の定義及び投資スキームの監査への適用可能性
- 投資スキームの監査に係る監査人の独立性の評価に関して考慮すべき「繋がりのある当事者(Connected Parties)」
- 投資スキームの監査人と繋がりのある当事者との間の利害、関係又は状況に起因する独立性に対する阻害要因を評価する際の、IESBA倫理規程の概念的枠組みの適用
コメント期限は、2025年6月30日までとなっております。
詳細はIESBAウェブサイトをご参照ください。