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「倫理規則」の改正(定期総会に付議する予定の改正案の公表)及び「倫理規則実務ガイダンス第1号「倫理規則に関するQ&A(実務ガイダンス)」」の改正について

掲載日
2024年06月28日
常務理事 西田 俊之

 日本公認会計士協会(倫理委員会)では、国際会計士倫理基準審議会(International Ethics Standards Board for Accountants:IESBA)の倫理規程の改訂等を踏まえて、倫理規則の改正について審議を行い、2024年7月18日開催の定期総会に付議する予定の倫理規則の改正案を取りまとめましたので、公表いたします。

 今回の主な改正項目は、次のとおりです。

 1.上場事業体及び社会的影響度の高い事業体の定義に関する規定
 2.業務チームの定義及びグループ監査業務に関する規定
 3.テクノロジーに関する規定(守秘義務に関する規定を含む。)

 また、併せて、当該倫理規則の改正を踏まえた「倫理規則実務ガイダンス第1号「倫理規則に関するQ&A(実務ガイダンス)」」の改正についても取りまとめましたので、公表いたします。

 取りまとめに当たっては、2024年1月24日から3月8日まで草案を公開し、広く意見を求めました。公開草案に寄せられた主なコメントの概要とその対応も併せて公表いたします。

 なお、倫理規則については、改正に当たって、定期総会での承認が必要となります。そのため、今般公表する倫理規則は定期総会に付議する予定の改正規定案であり、2024年7月18日開催の定期総会の承認後に確定となります。

 また、「倫理規則実務ガイダンス第1号「倫理規則に関するQ&A(実務ガイダンス)」」の改正については、「倫理規則」の改正が定期総会で承認されることを前提として公表しております。

 倫理規則の確定については、定期総会後に改めてお知らせする予定です。

 なお、改正後の倫理規則は、2025年4月1日から施行することとしています。


※ 倫理規則改正案の確定は、2024年7月18日開催の定期総会承認後となります。

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