国際監査基準(ISA)の翻訳完了について
- 掲載日
- 2011年04月15日
国際委員会では、国際会計士連盟(IFAC)の国際監査・保証基準審議会(IAASB)から公表された国際監査基準(ISA)及び国際監査実務ステートメント(IAPS)等の翻訳を行っており、このたび、下記の基準の翻訳作業が完了いたしましたので、お知らせします。
なお、正文はあくまでも英文(IFACのウェブサイト(http://www.ifac.org)から入手可能です。)であることにご留意ください。
記
1. 国際監査基準第210号「監査契約の約定項目の合意」
原題:ISA 210 " Agreeing the Terms of Audit Engagements "
原文公表:2009年3月
[概 略]
本国際監査基準(ISA)は、経営者及び適切な場合の統治責任者と監査契約の約定項目を合意する際の、監査人の責任を扱っている。本ISAには、監査の一定の前提条件、すなわち、経営者及び適切な場合の統治責任者が負う責任が存在することの明確化も含まれている。
監査人の目的は、以下を通じて、実施すべき監査契約の基礎が合意されている場合にのみ、監査契約を締結又は継続することである。
(a) 監査の前提条件が存在するか否かを明確化すること
(b) 監査契約の約定項目に関して、監査人と、経営者及び適切な場合の統治責任者との間に、共通の理解が存在していると確認すること
本ISAは、2009年12月15日以降に開始する事業年度の財務諸表監査から発効する。
以 上
これらの公表物の全部又は一部について、事前に文書によって日本公認会計士協会から許諾を得ることなく、協会編集以外の印刷物、協会主催以外の研修会資料、電子的媒体、その他いかなる手段による場合においても、複製、転載、頒布等を禁じます。
無断で使用した場合は、然るべき法的対応を取ることがありますので、ご注意ください。
以下のファイルが閲覧・ダウンロードできます
- ISA210(PDF・20P・124.3KB)
日本公認会計士協会が公表した著作物の転載を希望される方は、転載許可申請書を作成の上、担当事務局へご提出ください。
日本公認会計士協会から公表された答申等の転載について
日本公認会計士協会(以下、協会という。)の公表物(実務指針、パンフレット等)の転載に当たっては、必ず協会へ申請の上、あらかじめ許可を得てください。協会が作成する委員会報告、各種資料等については、協会に著作権があります。
転載を希望される方は、転載許可申請書を作成の上、担当事務局へご提出ください。
なお、転載に当たって転載料をいただくことがありますので、あらかじめご承知おきください。 転載許可申請書のフォームは以下からダウンロードできますので、ご利用ください。
転載許可申請書フォーム「公表物転載のお願い」
日本公認会計士協会公表物の使用・転載料の申請書、要領及び記入見本・注意事項等
転載料計算書(見本)
- 雑誌又は、有料セミナー資料及び雑誌等への転載の場合
- 電子媒体への転載の場合
お問合せ・送付先
〒102-8264 東京都千代田区九段南4-4-1 日本公認会計士協会CSR本部広報・ブランドマネジメントグループ
- TEL
- 03-3515-1123
- tensai@sec.jicpa.or.jp