2024年07月22日
日本公認会計士協会は、2024年7月2日(火)に東京・帝国ホテルにて、IASBよりNick Anderson理事、鈴木理加理事、長谷川ロアン氏(テクニカルスタッフ)を迎えるとともに、IFRS会計基準を任意適用されている企業のCFO等の方々を交え、『IASB理事との意見交換会~IFRS第18号「財務諸表における表示及び開示」の適用~』を開催いたしました。
なお、本意見交換会は、大手監査法人が担当する日本の主要なIFRS任意適用企業のCFOの方を対象に適用に向けてのロードマップの策定に資すること及びIFRS任意適用企業の開示に対する意識の高揚を図ることを目的とし、EY 新日本有限責任監査法人、有限責任 あずさ監査法人、有限責任監査法人トーマツ、PwC Japan有限責任監査法人及び当協会の共催という形で開催いたしました。
本意見交換会の冒頭では、投資者の視点から基準開発に取り組んだNick Anderson理事、さらには日本の実情に詳しい鈴木理加理事、IASBテクニカルスタッフで、IFRS第18号のプロジェクトリーダーである長谷川ロアン氏に、企業経営者の方が投資者との対話において有用と考えられる主要なIFRS第18号のポイントを解説いただきました。
解説に引き続き、投資者とのコミュニュケーションに与えると想定される影響を含め、IFRS第18号の適用に関する質疑応答及び意見交換が行われました。
当日はIFRS任意適用企業16社にご参加いただき、盛会のうちに終了しました。