IFRS財団トラスティの副議長にSheila Fraser氏が指名される

2015年06月03日

  IFRS財団は、2015年5月29日、モニタリング・ボードが、Sheila Fraser氏のIFRS財団のトラスティ副議長への指名、また3名のトラスティの再任について承認したと公表した。

  Fraser氏は、カナダ会計検査院の前院長であり、勅許会計士でErnst & Youngの前パートナーであり、Ordre des comptables agréés du Québec 及びInstitute of Chartered Accountants of Ontarioのフェローでもあった。国際会計士連盟の国際公会計基準審議会(IFAC-IPSASB)のパブリック・メンバーであり、国連開発プログラム(UNDP)の独立監査アドバイザリーコミッティにも在籍している。さらに、カナダの17の大学から、会計、監査及び行政における功績を称え名誉学位を受賞している。

  Fraser氏は、任期当初の3年間をIFRS財団トラスティ及び指名委員会の委員長として務めているが、今年初めに亡くなられたHarvey Goldschmid氏の後任として即日発効で副議長となり、2014年12月に副議長に指名されたRonald Arculli氏と一緒に任務を務める。

  Trusteeは、Fraser氏の再任の他、Dr Abdulrahman Al-Humaid氏、Wiseman Nkuhlu氏及び岡田譲治氏について、2016年1月1日開始の2期目3年の再任を承認している。

 

  詳細は、IASBウェブサイトをご参照ください。

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