2015年08月20日
2015年8月11日、IASBは、第2回目となる2015アジェンダ協議の開始を公表した。本協議は、(1)IASBの作業計画における戦略的な方向性とバランス、また (2)将来のアジェンダ協議までの期間の3年間が適当であるかどうかについて、財務報告に関心のある者の見解を収集することを目的としている。
IFRS財団デュー・プロセス・ハンドブックは、IASBが作業計画に関して3年毎の公開協議を実施することを定めている。第1回目の協議は2011年に開始し、その結果は「フィードバック文書:アジェンダ協議2011」に要約されている。
本協議では、以下を検討している。
(1) IASBによる根拠を示す基準設定のアプローチ
(2) IASBの作業計画
(3) IASBの2016-2020作業計画に対する質問
・IASBのプロジェクトのバランス
・調査研究プロジェクト
・主要プロジェクト
・維持管理及び適用プロジェクト
・変更のレベル
(4) アジェンダ協議の頻度
(5) 2015年7月31日時点の調査研究プログラム
(6) 評議員会の体制とその有効性に関するレビューによる質問
コメント募集は2015年12月31日までである。
詳細は、IASBウェブサイトをご参照ください。