2014年04月30日
2014年4月29日、IFRS財団の評議員会が、2014年末に退任する複数のメンバーに代わるIFRS諮問会議のメンバーシップを募集することを公表した。諮問会議の主目的は、IASBと評議員会が、その業務に影響があり、また高品質のIFRSの開発に責任を有する個人や組織の代表者と相談できるフォーラムを提供することである。
諮問会議のメンバーは、基準設定に利害関係を有する組織体から組成され、多様な地域的・専門的バックグランドを代表する。諮問会議に指名された各個人は、代表する組織のシニアメンバーである。諮問会議の調和を確保するため、評議員会は、新興市場や投資家団体からのより多くの参加を求めている。
IFRSに関する詳細な知識は求められないものの、IFRSの適用や基本概念に精通していることが望ましい。諮問会議のメンバーは、通常ロンドンで開催される、年3回の2日間の会議に出席することが期待される。IFRS財団は、メンバーシップに対して旅費や謝礼金の支払いはしない。メンバーの均衡なローテーションを確保するため、任期は2年または3年で再任1回となっている。
詳細は、IASBウェブサイトをご参照ください。