2014年5月12日、IASBを監督するIFRS財団評議員会は、IFRS解釈指針委員会のメンバーの任命および再任を公表した。
IFRS解釈指針委員会は、IFRS財団の解釈組織である。現行のIFRSの文脈に関して発生する幅広い会計上の論点をレビューすることを使命としている。解釈指針委員会の業務は、それらの論点について適切な会計処理の合意を得、権威あるガイダンスを提供することである。
解釈指針委員会は、多くの国々からの多様な経歴をもつ14のメンバーで構成され、それぞれ議決権を有する。下記が新しく指名されたメンバーである。
・ Carl Douglas, Corporate Controller, CCR Group (ブラジル)
・ Mikael Hagström, Head of Corporate Financial Reporting, Volvo Group (スウェーデン)
・ Bruce Mackenzie, Managing Partner, W Consulting International (南アフリカ)
・ Bonnie Van Etten, Head of Fiat and Chrysler Group Global Technical Accounting, Accounting Research, Chrysler Group LLC (米国)
新しいメンバーの任期は3年で、全員2014年7月1日から任期が開始する。なお、再任は1度まで可能である。
また、評議員会は、Charlotte Pissaridou氏を再任(3年更新)したことを公表した。
なお、新しいメンバーに代わり退任するメンバーは下記の通りである。
・ Luca Cencioni, Senior Accounting Manager, Eni Adfin S.p.A. (イタリア)
・ Jean Paré, Vice President, Financial Reporting, Bombardier Inc. (カナダ)
・ Joanna Perry, Professional Non-Executive Company Director (ニュージーランド) (IFRS諮問会議の議長に指名されている)
・ Scott A. Taub, Managing Director, Financial Reporting Advisors, LLC (米国)
詳細は、IASBウェブサイトをご参照ください。