2014年01月31日
米国の財務会計協会(FAF)は、2014年1月28日に、国際的なコンバージェンスプロジェクトの完了を支援するため、IFRS財団に対して最大3百万ドルを臨時で拠出することを発表した。
FAFの評議会は、米国の証券取引委員会(SEC)と協議のうえ、この決定をした。
資金は、2014年中に、3回に分けて1百万ドルずつ支払われる予定である。その目的は、米国の財務会計基準審議会(FASB)がIFRS財団の基準設定主体である国際会計基準審議会(IASB)と共同で進めている4つの会計基準プロジェクトの作業完了までの期間において、IASBを支援することである。
共同プロジェクトは、収益認識、リース、金融商品(分類と測定および減損)、保険の会計処理に関するものである。
このIFRS財団への資金は、FAFの準備金から出される。
FAF評議会は、2011年にもIFRS財団に50万ドルの資金を拠出している。また、資金拠出に加えて、FASBのテクニカルスタッフがコンバージェンスプロジェクトのため過去12年間にわたり多くの時間を費やしてきている。
詳細は、FAFのウェブサイトをご参照ください。