2013年02月04日
IFRS財団は、2013年2月1日に、推薦の要請を公表し、会計基準アドバイザリー・フォーラム（ASAF）メンバーの推薦を要請しています。推薦の要請は、IFRS財団がフォーラムのメンバーを選定する際に考慮する参加規準及び他の要因を、提案された参照条項及び覚書（MoU）と共に定めています。
IFRS財団は、コメント募集「会計基準アドバイザリー・フォーラム設置の提案」と題した公開コンサルテーション・ペーパーに対して受領したコメントを分析したフィードバック文書も公表しました。
コンサルテーション・ペーパーは、各国の会計基準設定主体及び会計基準設定に関与する地域団体で構成されるASAF設置の提案を概説しました。このグループ設置の提案は、IFRS財団評議員会が2012年2月に報告した「戦略レビュー2011年」の主要な助言の1つに従っています。
当該コンサルテーションへの回答は、国際会計基準審議会（IASB）と国際的な会計基準設定に関するコミュニティー間の、より合理的で効果的な対話を確保する手段として、ASAF設置への高い支持を示しました。
推薦の締切日は2013年2月28日です。IFRS財団は、全ての適格な選考候補者を検討し、広範な関連地域団体及びその他の団体と共に、一次選考に残った推薦候補を議論することを提案します。評議員会はASAFの最終メンバーをその際に承認します。当該選定プロセスの進捗次第で、IASBはASAFの最初の会議を2013年4月に開催することを暫定的に計画しています。
詳細は、IASB及びASBJのウェブサイトをご参照ください。
