2013年11月26日
IASBを監督する立場にあるIFRS財団の評議員会は、11月25日に、IFRS諮問会議の新しいメンバーに指名した14名を発表しました。
IFRS諮問会議は、評議員会およびIASBに対して相談を行う正式な会議体であり、IFRS財団に戦略的方向性、技術的作業計画および優先事項について助言します。IFRS財団との会議は年3回開催されています。
諮問会議は、IASBの作業に影響をうける幅広い関係団体の代表者から構成され、作成者、学者、監査人、規制当局、専門的会計団体、基準設定主体、および投資家、アナリスト、その他の財務諸表利用者が含まれます。
新しい諮問会議メンバーおよび退任者は下記となります。新メンバーの任期は、2014年1月1日からとなります。
日本からは、公益社団法人日本証券アナリスト協会の熊谷五郎氏が、金子誠一氏の退任に伴い指名されております。
新メンバー:
- ・Peter Chambers - Investment Management Association
- ・Micheline Dionne - International Actuarial Association
- ・Egbert Eeftink - KPMG
- ・Stephenie Fox – International Federation of Accountants
- ・Dr Jens Freiberg - BDO
- ・Jake Green - Grant Thornton
- ・Markus Grund - International Association of Insurance Supervisors (re-appointment)
- ・John Hitchins – PwC (re-appointment)
- ・Igor Kozyrev - Lukoil
- ・Goro Kumagai - The Securities Analysts Association of Japan
- ・Danita Ostling - EY
- ・Lynda Sullivan - HUB Global Insurance Group
- ・Stephen Taylor - Deloitte
- ・Dr Lothar Weniger - Corporate Reporting Users' Forum
退任者:
Norbert Barth, Andrew Buchanan, Gerard Ee, Sei-Ichi Kaneko, April Mackenzie, Liz Murrall, Joel Osnoss, Francis Ruygt, Jerry de St. Paer, Jim Sylph, Leo van der Tas and Mark Vaessen.
2013年末に任期を終えるメンバーに代わる追加の指名者については、追って発表されます。また、Paul Cherry議長に代わる、諮問会議の新しい議長も適宜発表予定です。
詳細は、IASBのHP をご参照ください