2012年07月26日
国際会計基準審議会(IASB)は、2012年7月25日に、フィールドワークと影響分析に関する協議グループメンバーの適切な候補者に関する推薦を求めています。
2012年2月の「戦略レビュー2011年」の報告書において、IFRS財団の評議員会は、フィールドワーク(フィールド・テスト及び影響分析を含む)に関する合意された方法論を開発するために、IASB を議長とする国際社会からのワーキング・グループの設置を推奨していました。この報告書において、評議員会は、フィールドワークと影響分析は、現在では規制の設定における最善の実務と考えられていることに留意しました。これらの活動は、IASBの基準設定活動の通常の部分を形成しています。しかしながら、評議員会は、IASBの合意された方法の開発に役立つように、外部団体の編成によってこのような活動をどのように実現するかをIASBはより明確にすべきである、と考えています。
多くの国々には、規制影響分析やコスト・ベネフィット分析の規定があります。協議グループの主要な目的は、影響分析に関して、IFRSのエンドースメントに責任を持つ組織のニーズを満たすことが可能で、満たすべき範囲をIASBが認識するのに役立つことです。IASBによって提起された影響分析によって、エンドースメント組織は追加的分析の履行義務から解放され、代わりにIASBの作業に依存することになります。
詳細は、IASBのウェブサイトをご参照ください。