2011年04月18日
2011年4月14日付で、IASB議長であるデイビッド・トゥイーディー卿と米国FASB議長であるレスリー・サイドマン氏へのインタビューが、IASBのウェブサイトに掲載されています。そこでは、コンバージェンス・プログラムの達成と残りのコンバージェンス・プログラムの完了状況に関するレビューについてのインタビューを、IFRS財団のマーク・バイアット・ディレクターが行っています。
インタビューの概要は下記のとおりです。
- 2011年6月末の任期までに時間が限られている中で、IASBとして高品質な会計基準を開発できるかという懸念があることについて、昨年11月にコアなプロジェクトの絞り込みを行っているため、それらについては、十分なアウトリーチ等を行い、コメントに対してはフィードバックを行っていくという考えを示しています。
- また、金融商品、収益認識、リース及び保険などの主要プロジェクトが残されていることについても、2011年6月の完了を目標としているが、十分な開発ができるまでは公表しないという考えを強調し、基準の結論をチェックするための時間を設けるために、タイムテーブルを数か月延長したとしています。
詳細は、IASBのウェブサイトをご参照ください。