【社外役員推奨研修】公認会計士社外役員ネットワーク研修会「2024年度社外役員定例全体研修会(3回シリーズ)第1回『公認会計士社外役員の行動指針』~社外役員の基本姿勢、心構え、就任までの流れや留意点~」開催報告(7/8)

掲載日
2024年07月31日

 2024年7月8日【社外役員推奨研修】公認会計士社外役員ネットワーク研修会「2024年度社外役員定例全体研修会(3回シリーズ)第1回『公認会計士社外役員の行動指針』~社外役員の基本姿勢、心構え、就任までの流れや留意点~」が開催されました。

 後日eラーニング配信を行いますので、ぜひご視聴ください。


【講師】:森 公高氏(日本公認会計士協会社外役員会計士協議会副議長)



【概要】
 公認会計士に社外取締役若しくは社外監査役への就任を依頼する上場企業又はIPO準備企業は年々増加していますが、公認会計士が社外役員としての役割及び資本市場からの期待を果たすためには、公認会計士社外役員に期待されていることや社会的な責任を十分に認識しておくことが必要となります。

 そこで、社外取締役又は社外監査役に就任されている方及び今後の就任を予定されている方向けに全3回シリーズの定例全体研修会を開催いたしました。
第1回は、公認会計士社外役員としての基本姿勢、心構え、役員就任までの流れ及び留意点に関する理解を深めていただくことを目的とし、公認会計士社外役員が日々行動する際の行動指針について、複数の著名上場企業での社外役員経験が豊富な講師に解説していただきました。

 今回の研修では、会場出席者に加え多数のオンライン参加者にも参加いただきました。
 まず、公認会計士が社外役員として上場企業やIPO準備企業で関わる可能性が高い、監査役会 設置会社、監査等委員会設置会社、指名委員会等設置会社の異同などについて、知っておくべき会社法における基本的な知識を解説いただきました。
 また、社外役員として知っておくべき、コーポレートガバナンス・コードなどの改訂の変遷や社外役員として活動する際の心構えや近時の実務動向などについて解説がなされました。
そして、社外役員に就任する際の留意点や実務の流れなどについても言及されました。それと共に、社外役員を受け入れる企業側の選定ポイントなどについても経産省公表のCGSガイドラインなどに沿って説明いただき、企業がどのように社外役員を選任しているか、評価しているかなども分かりやすく説明されました。
 研修会参加者にとって基本的な事項及び最近の動向について知る機会になったと思います。


 社外役員の役割の重要性は従来にも増して高まっております。資本市場からの期待に応えるべく公認会計士社外役員として会員の皆様が活動される際の参考にしていただくことを目指しております。全3回シリーズの第2回、第3回は以下日程で開催いたしますので、併せてぜひご参加ください。


・第2回
7/29(月)13:30~15:10
『公認会計士社外役員の実務動向』~社外役員を取り巻く環境、職業倫理、協会施策~
講師:脇一郎氏(日本公認会計士協会常務理事)


・第3回
8/23(金)13:30~15:40
『公認会計士社外役員の必要知識』~基本知識の習得と最新アップデート解説~
講師:清水康成氏(日本公認会計士協会社外役員会計士協議会委員)



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