- 掲載日
- 2024年06月14日
2024年5月29日【社外役員推奨研修】公認会計士社外役員ネットワーク研修会「三種類の統治形態と社外役員の役割・責任」が開催されました。
後日eラーニング配信を行いますので、ぜひご視聴ください。
【講師】:中野竹司様(公認会計士・弁護士)
【概要】
本研修会は会社法上の三種類の統治形態の成り立ちや社外役員の各職務の異同を解説するとともに、社外役員の果たすべき職務について解説しました。また、社外役員が法的責任を問われた事例を踏まえて役員責任について解説しました。
なお、公認会計士社外役員として知っておくべきこととして、社外役員会計士協議会で公表している「公認会計士社外監査役等の手引」の内容等についても触れました。
具体的な内容としては、以下の項目です。
1. 監査役会設置会社、監査等委員会設置会社、指名委員会等設置会社の会社法上の基礎知識
2. 社外役員の職務
3. 社外役員の法的責任
4. その他
今回の研修では、会場出席者に加え多数のオンライン参加者にも参加いただきました。
まず、公認会計士が社外役員として公開会社、公開準備会社で関わる可能性が高い、監査役会設置会社、監査等委員会設置会社、指名委員会等設置会社について、知っておくべき会社法における基本的な知識を解説しました。
また、社外役員の職務では、コーポレートガバナンス・コードや社外役員をめぐる近時の動向について解説しました。
そして、社外役員の法的責任については、会社法上、金融商品取引法等における基本となる定めに加え、重要判例等や最近の判例など裁判所の判断傾向などを解説しました。
研修会参加者にとって基本的な事項及び最近の動向について知る機会になったと思います。