- 掲載日
- 2023年08月09日
2023年7月31日【社外役員推奨研修】公認会計士社外役員ネットワーク研修会『公認会計士社外監査役等の手引 』の解説~公認会計士が社外監査役等として活躍するために~が開催されました。
後日eラーニング配信を行いますので、ぜひご視聴ください。
【講師】 :中野 竹司 (公認会計士)
【概要】
我が国企業の持続的な成長と中長期的な企業価値向上のために導入された CG コード(2015年6月)において、監査役には、財務・会計に関する十分な知見を有している者が1名以上選任されるべきである旨が記載されるとともに、社外取締役については、企業の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に寄与することが求められており、公認会計士を適格者として、社外取締役及び社外監査役に選任する上場企業が増加しています。これを受けて、社外役員会計士協議会では2020年に「公認会計士監査役等の手引」を公表し、2022年12月に改訂版を公表しています。
「公認会計士社外監査役等の手引」は、新たにこれから社外監査役等に就任する予定の公認会計士については、社外監査役等としての必要な知識や経験を事前に習得できること及び社外監査役等就任に当たって不安や疑問を少しでも解消してもらうことに役立つことを目的とし、また、既に社外監査役等に就任されている公認会計士については、社外監査役等の職責を果たす上で必要な事項を、本手引で再度点検していただくことを目的としています。
今回の研修は、改訂された「公認会計士監査役等の手引」について、改訂の経緯を含めて手引の全体像について解説しました。また、研修の中で、昨年発刊された「社外監査役等ハンドブック」の紹介もしました。
研修会では、近時ますます重要性の高まってきている、公認会計士社外役員の役割や業務上の留意点について、実際に起こり得る場面を想定した解説を行いました。現在社外役員を務めている公認会計士のみならず、これから社外役員になろうとしている公認会計士にとっても有益な研修になったのではないかと思います。