アジア・太平洋会計士連盟(The Confederation of Asian and Pacific Accountants:CAPA)は、1957年に設立されたアジア太平洋地域における各国の会計職業専門家団体から構成される組織です。
日本、中国、アメリカ、インド、オーストラリア、ニュージーランドなど、23の国と地域から32の会計職業専門家団体が加盟しています。(2022年6月現在)
CAPAの歴史は古く、1977年に国際会計士連盟(IFAC)が設立された以前から活動を行っています。現在はIFACの地域組織の中の1つとして、またネットワークパートナー(IFAC Network Partner)としても位置付けられています。当協会は CAPA 設立当初からのメンバーであり、過去には川北博元会長や山崎彰三元会長も CAPAの会長を務めました。
CAPAの活動は現在、公共部門財務管理委員会(Public Sector Financial Management Committee : PSFMC)及び会計職業専門家団体発展委員会(Member Development Committee: MDC)の2つの委員会を中心に行われています。これらの委員会を通じて、開発途上国における財務管理の品質向上や会計職業専門家の能力向上及び専門家団体の機能強化を図るためのプロジェクトに取り組んでいます。
CAPAの事務局はマレーシアのクアラルンプールに置かれています。
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