【IESBA】IESBAが全ての職業会計士に倫理的行動の重要性を強調

2023年07月21日

 国際会計士倫理基準審議会(The International Ethics Standards Board for Accountants:IESBA)から、「IESBAが全ての職業会計士に倫理的行動の重要性を強調」という記事が掲載されました。主な内容は、次のとおりです。


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 職業会計士が関与する多くの主要な法域における最近の出来事により、多くの利害関係者や一般市民は、職業会計士の行為が率直で誠実であったか、利益相反がなかったか、守秘義務の要求事項に準拠したものであったか、あるいは公共の利益に適うものであったかについて懸念を抱いています。このような出来事の多くは、政府による調査、職業会計士やその会計事務所等に対する重要な規制上の罰則やその他の不都合な結果を招き、会計専門職に対する社会的信用を損ないました。

 IESBA倫理規程(国際独立性基準を含む。)は、会計専門職が適用しなければならない包括的で強固な倫理規程を定めています。当該倫理規程は、厳格なデュー・プロセスに従い、公益監視委員会(The Public Interest Oversight Board:PIOB)の監督の下で策定されています。当該倫理規程の強固さと国際的な受容は、130以上の法域で採用又は使用されていること、及び法域を越えた監査のために34の国際的な会計事務所等のネットワークで採用されていることで証明されています。

 職業会計士は、全てのビジネス及び専門的な取引や関係において、当該倫理規程における5つの基本原則に従って行動しなければなりません。

・誠実性:率直かつ正直であること

・客観性:バイアス、利益相反、個人、組織、テクノロジー若しくはその他の要因からの過度の影響又はこれらへの過度の依存に影響されないこと

・職業的専門家としての能力及び正当な注意:職業的専門家として必要な水準の知識及び技能を維持し、勤勉に行動すること

・守秘義務:業務上知り得た秘密を守ること

・職業的専門家としての行動:関連する法令等を遵守し、公共の利益のために行動するという職業的専門家の責任を全うするように行動し、職業的専門家に対する社会的信用を傷付けるような行動を避けること


 基本原則は、全ての職業会計士に期待される行動基準を明確に定めています。また、当該倫理規程は、全ての職業会計士に期待される行動やマインドセットを詳細に規定しています。この中には、探究心を発揮し、プレッシャーや個人又は組織に不利な結果を招きかねない状況に直面しても、適切に行動できる強い人格を有することが含まれます。

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 詳細はIESBAウェブサイトをご参照ください。

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