2022年02月24日
国際会計士倫理基準審議会（The International Ethics Standards Board for Accountants：IESBA）は、2022年２月18日付けでIESBA倫理規程の改訂に関する公開草案（テクノロジー）を公表しましたのでお知らせします。
原題：Exposure Draft, Proposed Technology-related Revisions to the Code
公開草案の主な内容は、次のとおりです。
・ デジタル時代における専門能力と機密保持の必要性に特別な注意を払う。
・ 職業会計士がその業務を遂行する上で、テクノロジーのアウトプットに依拠すること、又はそれを利用することの倫理的側面を取り上げる。
・ IESBA倫理規程の概念的枠組みを適用する際の、テクノロジーの使用による阻害要因や、複雑な状況に関連する考慮事項をさらに充実させる。
・ 会計事務所等が監査業務の依頼人に提供するテクノロジー関連の非保証業務又は会計事務所等が監査業務の依頼人と締結するテクノロジー関連のビジネス上の関係に関して、国際独立性基準（IIS）を強化し、明確化する。
・ 保証業務に適用されるIISが、非財務情報、例えば、環境・社会・ガバナンス（ESG）開示に関する保証業務にも適用されることを明示的に認識する。
コメント期限は、2022年６月20日までとなっております。
詳細はIESBAウェブサイトをご参照ください。