2021年01月15日
2020年12月2日、日本公認会計士協会は、韓国公認会計士協会(KICPA)及びシンガポール会計士協会(ISCA)の3会共同で、「IFRS財団評議員会が公表したサステナビリティ報告に関するコンサルテーションペーパー及び日本・韓国・シンガポールのサステナビリティに対する取組」と題するウェビナーを開催いたしました(主に、東南アジア各国の会計士から200名超の参加)。3会によるウェビナーは、2020年7月に「IFRS for SMEs」をテーマとした第1回ウェビナーに続き、2回目の開催になります。同ウェビナーは、当協会竹村光広理事の司会で進められ、はじめにIFAC元会長In-Ki Joo氏の挨拶、そして国際会計士連盟(IFAC)CEO Kevin Dancey氏から非財務情報の重要性と会計士が社会に貢献できる絶好の機会であるという力強いメッセージがありました。
その後、IFRS財団エグゼクティブ・ディレクターLee White氏からIFRS財団が公表したサステナビリティレポーティングに関するコンサルテーションペーパーの概要と質疑、さらに、3会それぞれから非財務報告、統合報告、サステナビリティレポーティングに関する取組の説明がされました(韓国からは、JaeHeum Park氏、シンガポールからは、Fang Eu-Lin氏、日本からは、当協会森洋一研究員に説明いただきました)。最後に、当協会佐藤久史専務理事から非財務報告及びサステナビリティレポーティングの基準設定に関する重要性を参加者に呼びかけ、盛会のうちに閉会しました。
開催報告につきましては、会計・監査ジャーナル(2021年3月号)に掲載いたしますので、是非ご覧ください。