2020年02月06日
国際会計士倫理基準審議会（IESBA）は、2020年１月30日付けでIESBA倫理規程の改訂に関する公開草案（審査担当者の客観性）を公表しましたのでお知らせします。本公開草案における改訂内容は、国際監査・保証基準審議会（IAASB）で提案されている国際品質マネジメント基準（ISQM）2「審査」と整合した内容となっております。
原題：Exposure Draft, Proposed Revision to the Code Addressing the Objectivity of Engagement Quality Reviewers
本公開草案では、EQR（審査担当者）に就任することによって生じる客観性の問題に対処するために、IESBA倫理規程における概念的枠組みアプローチに関するガイダンスが提案されています。主な内容は、次のとおりです。
- ・ 審査担当者に就任することで生じる可能性のある公正性の原則の遵守を阻害する要因についての説明
- ・ 識別した阻害要因の水準を評価する際に考慮する要因の設定
- ・ 阻害要因に対処するためのセーフガードとなり得る対応策の提案
本公開草案は、IAASBと連携して検討されており、2020年内に予定されているISQM2の最終化と密接に連携するために、早期のスケジュールで最終化を進めています。
コメント期限は、2020年３月16日までとなっております。
■ニュースリリース及び本文
以 上