2020年01月30日
国際会計士倫理基準審議会(IESBA)は、2020年1月21日付けでIESBA倫理規程の改訂に関する公開草案(非保証業務及び報酬)を公表しましたのでお知らせします。
原題:Exposure Draft, Proposed Revisions to the Non-Assurance Services Provisions of the Code
原題:Exposure Draft, Proposed Revisions to the Fee-related Provisions of the Code
本公開草案は、IESBA倫理規程における非保証業務及び報酬に関する独立性規定を強化するものであり、主に、以下の事項について提案されています。
●非保証業務
- ・ 自己レビューの阻害要因が生じる場合、PIE(Public Interest Entity:大会社等)である監査関与先に非保証業務を提供することを禁止
- ・ 非保証業務の許容性を判断する際に重要性が考慮される状況を限定
- ・ 統治責任者とのコミュニケーションに関する規定を強化(監査関与先がPIEである場合における統治責任者による非保証業務の事前承認に関する規定を含む。)
- ・ 特定の税務及びコーポレートファイナンスに関する助言など、一部の非保証業務の提供に関する規定を強化
- ・ 監査報酬の金額が、監査関与先に対する監査以外の業務の提供によって影響を受けることを禁止
- ・ PIEである監査関与先に対する報酬の依存が特定の期間を超えて継続した場合、監査人を辞めることを要求
- ・ 統治責任者及び社会一般が監査人の独立性を判断するのに役立つ、報酬関連情報のコミュニケーション
●報酬
コメント期限は、2020年5月4日までとなっております。
■ニュースリリース及び本文
以 上