2019年6月28日~6月29日に大阪で開催されたG20サミットに先立ち、国際会計士連盟(IFAC)は、2019年6月20日付で、G20首脳陣に対し、"The Global Accountancy Profession’s Call to Action for G20 Leaders - Counting on Society 5.0"と題した提言を公表しました。
本提言では、経済的、政治的な不確実性が高まる中で、経済を強化し、持続可能な開発目標(SDGs)に向けて確実に前進し、公正で活力のあるデジタル経済を創造していくことに焦点を当て、以下の行動を起こすことを提言しています。
スマートな規制の実現
1.規制をよりスマートに、より効果的に
2.一貫性・透明性のある、グローバルな規制環境
3.国際的に受け入れ可能な基準の実施
高い透明性の担保
4.ガバナンスの強化
5.統合報告(IR)の活用
6.公共機関における財務管理の強化
7.汚職撲滅へ向けた協働
包括的な成長の達成
8.中小規模企業の成長を促すための制度整備
9.安全かつデジタル社会に則した投資環境の構築
10.一貫性のある国際税務システムに向けた連携
詳細については、以下のリンクをご参照ください。
(プレスリリース原文) https://www.ifac.org/publications-resources/global-accountancy-professions-call-action-g20-leaders
(提言原文)https://www.ifac.org/system/files/publications/files/GAP-Counting-on-Society-5.0-paper-v4.pdf