2019年05月29日
監査監督機関国際フォーラム(IFIAR)は2019年5月16日付けで、「2018年検査指摘事項報告書(原題:Survey of of Inspection Findings 2018)」を公表しましたので、お知らせいたします。
本報告書は前年までと同様、監査事務所の品質管理システム、及び個々の監査に関して調査を行っています。
特に、個々の監査に関する調査では、2014年の調査では重大な欠陥があるとした監査事務所は47パーセントであったのに対し、2018年は37パーセントへ下降していることを示しています。
重大な欠陥の下降傾向が歓迎できる一方で、調査に反映された欠陥が何度も発現していること及びその重大性の程度が一定の水準にあり、高品質の監査の実施が一貫して行われておらず、継続的な改善を行う必要があることを示しています。
詳しくは、以下のサイトをご参照ください。