4月10日付けでロンドン証券取引所チェアマンDonald Brydon卿のレビュー(Brydon Review)及び本レビューに関するコメント募集文書(コメント期限は6月7日)が公表されております。
本コメント募集文書は以下の章立てで構成されています。
第1章 監査とその利用者の定義
第2章 期待ギャップ
第3章 監査とより広い保証
第4章 監査の範囲と目的
第5章 監査の成果物と品質
第6章 法的義務
第7章 監査発見事項のコミュニケーション
第8章 不正
第9章 監査人の法的責任
第10章 その他
また、本コメント募集文書は以下の4つの目的を挙げています。
(1) 財務報告及び非財務報告の利用者のニーズ及び期待
(2) 監査プロセスと成果物が利用者のニーズを満たし、より公益に資するために、どの程度改善・進歩する必要があるか。
(3) 会社法の変更を含め、法定監査モデルや監査のための様々な規制の枠組みにどのような変更が必要となるか。
(4) 株主やその他の利害関係者が企業の将来の財務的見通しと持続可能性をよりよく評価できるように他の形式による事業に関する保証(other forms of business assurance)を開発又は充実すべきかどうか。
英国政府ウェブサイトのコメント募集文書リンクは以下のとおりです。
https://www.gov.uk/government/consultations/the-quality-and-effectiveness-of-audit-call-for-views
以 上