【CAQ】「監査品質の開示のフレームワーク」の公表について

2019年01月15日

米国CAQ(Center for Audit Quality)は、2019年1月8日付けで、「監査品質の開示のフレームワーク(原題:Audit Quality Disclosure Framework)」を公表いたしましたので、お知らせいたします。本報告書は、会計事務所による監査品質の開示の強化を支援することを目的として作成され、本フレームワークは、以下3つの重要な原則を支持していると述べられています。

1.規範的又は包括的なものではなく、自主的かつ例示的なものであること

2.柔軟なものであり、監査品質に最も関連性があり意味のある情報を作成(tailor)する権限を事務所に与えていること

3.各業務のレベルではなく、事務所レベルでの品質管理システムの開示に関連していること

 

また、本フレームワークでは、以下監査品質の6要素において「注意すべきポイント(Points of Focus)」と事務所レベルでの監査品質指標(AQI)の具体例も含まれています。

1.リーダーシップ、カルチャー、事務所のガバナンス

2.倫理と独立性

3.クライアントと業務の受嘱及び継続

4.監査チームの管理

5.監査業務の実施

6.モニタリング


本報告書本体は以下のリンク先から入手可能です。

https://www.thecaq.org/caq-framework-aims-assist-accounting-firms-enhance-disclosures-about-audit-quality

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