2018年04月11日
2018年4月9日に、国際会計士倫理基準審議会(IESBA)から、再構成版の倫理規程「職業会計士のための国際倫理規程(国際独立性基準を含む。)」(原題"International Code of Ethics for Professional Accountants (including International Independence Standards)")が公表されました。
この倫理規程は、現行の倫理規程を、新起草方針に基づいて全面的に書き換えたものであり、以下の重要な改訂を含んでいます。
・ セーフガードに関する規定を、基本原則の遵守に対する阻害要因に一層対応させるための改訂
・ 監査業務の依頼人と担当者との長期的関与に関する独立性規定の強化
・ 「情報の作成・提示」及び「基本原則違反へのプレッシャー」に関して、企業等所属の職業会計士に適用されるセクションの新設及び改訂
・ 会計事務所等所属の職業会計士にも適用され得る、企業等所属の職業会計士の規定についてのガイダンスの明確化
・ 職業的専門家としての判断を行使するに当たって、事実及び状況を理解することの重要性を強調するガイダンスの新設
・ 監査又はその他の保証業務において、基本原則の遵守が職業的懐疑心の発揮をどのようにサポートするかを説明するガイダンスの新設
詳細については、IESBAのウェブサイトをご覧ください。
原文: http://www.ifac.org/publications-resources/final-pronouncement-restructured-code
以 上