2017年04月26日
国際公会計基準審議会(IPSASB)より2017年4月24日付けで、2015年から2016年の活動報告書(「2015-2016 Biennial Review: Sustaining the Momentum」)が公表されましたのでお知らせします。
2015年から2016年のIPSASBの活動における特筆すべき事項として、以下が挙げられています。
・公益委員会(PIC)及び諮問助言グループ(CAG)の設置による、IPSASBのガバナンス及び諮問の枠組みの確立
・利害関係者に対する意欲的な普及啓発活動の継続
・公的部門の会計基準設定主体による国際フォーラムの初開催(2016年3月、米国の政府会計基準審議会(GASB)との共催)
・8件のIPSASの発行(新規IPSAS又は現行IPSASに置き換わる新IPSAS)
また、2015年から2016年に大きな進展があった継続中のプロジェクトとして、以下が挙げられています。
・社会給付
・収益及び非交換費用
・遺産
・金融商品(現行金融商品基準の修正と、公的部門特有の金融商品の2つのプロジェクト)
・リース
■本レビューの公表についてのニュースリリース及び本文は、国際会計士連盟のウェブサイト(http://www.ifac.org/news-events/2017-04/ipsasb-publishes-2015-2016-biennial-review-sustaining-momentum)から入手可能です。