国際会計士連盟(IFAC)の国際公会計基準審議会(IPSASB)より2017年1月31日付けで、国際公会計基準(IPSAS)第40号「公的部門の結合」(Public Sector Combinations)が公表されましたのでお知らせします。
【IPSAS第40号の概要】
IPSAS第40号は、公的部門の結合の分類、認識及び測定に関する要求事項を設定することを目的としております。
本基準では、支配とその他の要因を考慮して、公的部門の結合を「統合」(amalgamation)又は「取得」(acquisition)のいずれかに分類し、「統合」の認識及び測定には「修正持分プーリング法」(modified pooling of interests method)を、「取得」の認識及び測定には国際財務報告基準第3号「企業結合」におけるアプローチと同様「取得法」(acquisition method)を、それぞれ用いることを定めております。
IPSAS第40号は2019年1月1日から適用されます。早期適用は奨励されております。
■IPSAS第40号の公表についてのニュースリリース及び本文は、国際会計士連盟のウェブサイト(http://www.ifac.org/news-events/2017-01/ipsas-40-public-sector-combinations-improves-reporting-government-restructurings)から入手可能です。
■また、IPSAS第40号の内容を解説するウェビナーも国際会計士連盟のウェブサイト上で公開されておりますのでご案内します。
http://www.ifac.org/publications-resources/introduction-ipsas-40-public-sector-combinations