2017年1月24日、国際会計士倫理基準審議会(IESBA)から下記公開草案が公表されました。
・「職業会計士のための倫理規程の構成の改善(フェーズ2)(原題:Improving the Structure of the Code of Ethics for Professional Accountants—Phase 2)」
・「会計事務所等所属の職業会計士に対する現行倫理規程パートCの適用の明確化に係る改訂案(原題:Proposed Revisions to Clarify the Applicability of Provisions in Part C of the Extant Code to Professional Accountants in Public Practice)」
・「倫理規程におけるセーフガードに関する改訂案(フェーズ2)及び関連する適合修正(原題:Proposed Revisions Pertaining to Safeguards in the Code—Phase 2 and Related Conforming Amendments)」
「職業会計士のための倫理規程の構成の改善(フェーズ2)」は、IESBA倫理規程の明瞭化及び利便性の改善に向けた倫理規程の構成の見直しを目的とした改訂案の第2弾であり、違法行為への対応(NOCLAR)や長期的関与(Long Association)に関する規定などを対象としております。コメント期限は2017年5月25日までとなっております。
「会計事務所等所属の職業会計士に対する現行倫理規程パートCの適用の明確化に係る改訂案」は、現行IESBA倫理規程におけるパートC(企業等所属の職業会計士を対象とする規定)が会計事務所等所属の職業会計士にも適用される場合があることを明確にするための改訂であり、コメント期限は2017年4月25日までとなっております。
「倫理規程におけるセーフガードに関する改訂案(フェーズ2)」は、セーフガードの適切性及び効率性の改善を行うことを目的とした改訂案の第2弾であり、保証業務の関与先に対して非保証業務を提供する際のセーフガードを対象としております。コメント期限は2017年4月25日までとなっております。
原文:
「職業会計士のための倫理規程の構成の改善(フェーズ2)」
「会計事務所等所属の職業会計士に対する倫理規程パートCの適用の明確化に係る改訂案」
「倫理規程におけるセーフガードに関する改訂案(フェーズ2)及び関連する適合修正」