【IAASB】予想信用損失モデルの導入に伴う監査上の課題の公表

2016年04月19日

  国際監査・保証基準審議会(IAASB)から、2016年3月2日付で、「プロジェクトのアップデート及び予想信用損失モデルの導入により生じる監査上の課題に関する現在の考え(原題:An Update on the Project And Initial Thinking On The Auditing Challenges Arising From The Adoption Of Expected Credit Loss Models)」が公表されました。

  本公表物は、会計上の見積りに関して、予想信用損失モデルへの移行に伴う監査上の課題などが示されています。

  IAASBでは、本件対応も含め、ISA540(※)の改訂に向けたプロジェクトチームを設置しており、本プロジェクトで今後さらなる検討が行われる予定です。

※ISA540:Auditing Accounting Estimates, Including Fair Value Accounting Estimates, and Related Disclosures(日本では、監基報540「会計上の見積りの監査」に相当。)

 

原文:

http://www.ifac.org/news-events/2016-03/iaasb-highlights-how-expected-credit-loss-models-will-affect-auditors-signals

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