「品質管理基準報告書第1号実務ガイダンス第4号「監査事務所における品質管理に関するツール(実務ガイダンス)」」の改正(公開草案)の公表について
- 掲載日
- 2023年10月16日
- 号数
- 26号
- [意見募集期限]
- 2023年11月16日
日本公認会計士協会(監査・保証基準委員会)では、監査事務所の実務の参考に資することを目的として2023年2月16日付で品質管理基準報告書第1号実務ガイダンス第4号「監査事務所における品質管理に関するツール(実務ガイダンス)」を公表しています。
同第1項においては、「品質管理システムの評価に当たっての具体的な手順や文書等については、2024年2月を目途に、取りまとめて公表する予定である。」と記載しており、引続き品質管理システムの評価に当たっての具体的な手順や文書等を検討してまいりましたが、このたび取りまとめを終えたため、公開草案を公表し、広く意見を求めることといたしました。
本実務ガイダンスの改正の概要は以下のとおりです。
- 品質管理システムの評価に当たって実施する評価手続の計画、発見事項の評価、不備の識別・評価、結論までの具体的な手順や文書等を例示する様式として、様式2-1及び様式2-2を追加しております。
- 個別に識別された不備を評価するために用意された様式2-1では、評価の便宜を考慮して、品質目標を設定した品質管理システムの構成要素と、その他の不備が生じ得る品質管理システムの側面に区分した様式を提供しております。様式2-2においては、様式2-1の評価を総合して結論を記載することとしております。
- 公表済みの整備ツール(様式1)では、ガバナンス及びリーダーシップについて監査法人のガバナンスコードの改正が有ったことに対応し、本文及び様式1の記載を更新しております。
- 関連する品質管理基準報告書等の記載事項を取り込んで作成しておりますが、一つの例示にすぎず、品質管理システムの構築・評価に当たっての標準的な様式になることを目指し作成したものではないことはこれまでと同様です。
- 公認会計士法上の大規模監査法人以外の監査事務所の利用を想定して作成しております。
本公開草案についてご意見がございましたら、2023年11月16日(木)までに、氏名(法人その他の団体にあっては名称)及び職業(法人その他の団体にあっては業種)をご記入の上、下記の電子メール又はFAX(できるだけ電子メールでお寄せくださいますようお願いいたします。)宛てにお寄せください。
お寄せいただいたご意見につきましては、個別には回答をしないこと、及び氏名又は名称が付されていないご意見は有効として取り扱わないことをあらかじめご了承ください。
以 上
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転載を希望される方は、転載許可申請書を作成の上、担当事務局へご提出ください。
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