倫理規則実務ガイダンス第2号「倫理規則に関するQ&A-監査法人監査における監査人の独立性について-(実務ガイダンス)」の公表及び「職業倫理に関する解釈指針-監査法人監査における監査人の独立性について-」の廃止について
- 掲載日
- 2023年03月30日
- 号数
- 2号
日本公認会計士協会(倫理委員会)では、「職業倫理に関する解釈指針-監査法人監査における監査人の独立性について-」において、監査法人の計算書類を対象とする監査業務に関する業務上の判断に資するため、倫理規則上の基本的な考え方及び具体的な関係等に関する考え方を示しておりました。2022年7月25日付けで倫理規則が改正されたことから、新たに倫理規則の適用上の留意点や具体的な適用方法の例示を実務上の参考として示すために、倫理規則実務ガイダンス第2号「倫理規則に関するQ&A-監査法人監査における監査人の独立性について-(実務ガイダンス)」を取りまとめましたので、公表いたします。
本実務ガイダンスの取りまとめに当たっては、2022年12月23日から2023年1月23日までの間、草案を公開し、広く意見を求めましたが、特段の意見は寄せられませんでした。
倫理規則関連の公表物は、今後公表されるものについて、「監査基準報告書(序)「監査基準報告書及び関連する公表物の体系及び用語」」(2023年1月12日最終改正)等における公表物の整理に倣うこととしており、本公表物は「実務ガイダンス」に分類することとします。本実務ガイダンスは、「会員の業務に関する公表物の取扱いに関する細則」第2条第1項第4号の研究報告に該当するものです。「職業倫理に関する解釈指針-監査法人監査における監査人の独立性について-」は会則第48条に基づく会員が遵守すべき基準等に該当していましたが、本実務ガイダンスはこれに該当しません。倫理規則の適用上の留意点や具体的な適用方法の例示を実務上の参考として示すものです。
なお、本実務ガイダンスの公表に伴い、現行の「職業倫理に関する解釈指針-監査法人監査における監査人の独立性について-」は2023年3月31日付けで廃止とします。
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