「専門業務実務指針4461「暗号資産交換業者における利用者財産及び履行保証暗号資産の分別管理に係る合意された手続業務に関する実務指針」の改正について」の公表について
- 掲載日
- 2022年03月30日
- 号数
- 4461, 第55号
日本公認会計士協会(業種別委員会)は、2022年3月17日に開催された常務理事会の承認を受けて、「専門業務実務指針4461「暗号資産交換業者における利用者財産及び履行保証暗号資産の分別管理に係る合意された手続業務に関する実務指針」の改正について」を公表いたしましたので、お知らせします。
本改正は、監査・保証実務委員会実務指針第92号(専門業務実務指針4400)「合意された手続業務に関する実務指針」が改正されたことを受けて、見直しを行ったものです。
内容に係る主な変更点は次のとおりです。
・「暗号資産」及び「暗号資産交換業者」の定義の修正並びに「暗号資産交換業」の定義の追加(第9項)
・業務実施者と業務依頼者が合意すべき契約条件の内容の修正(第13項)
・専門家の作業を利用する場合に実施すべき事項の追加(第16項)
・実施結果報告書に記載すべき事項の修正(第17項)
・実施結果報告書の文例の修正(付録1)
・経営者確認書の記載例の修正(付録2)
本改正は、公表日以後の日を基準日として実施する暗号資産交換業者における利用者財産の分別管理に係る合意された手続業務から適用となります。
なお、本実務指針の取りまとめに当たっては、2022年1月21日から2022年2月21日までの間、草案を公開し、広く意見を求めましたが、ご意見は寄せられませんでした。
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