「業種別委員会実務指針第61号「暗号資産交換業者の財務諸表監査に関する実務指針」の改正について」及び「公開草案に対するコメントの概要及び対応」の公表について
- 掲載日
- 2022年03月30日
- 号数
- 第61号
日本公認会計士協会(業種別委員会)は、2022年2月17日に開催された常務理事会の承認を受けて、「業種別委員会実務指針第61号「暗号資産交換業者の財務諸表監査に関する実務指針」の改正について」を公表いたしましたので、お知らせします。
本改正は、監査基準委員会報告書315「企業及び企業環境の理解を通じた重要な虚偽表示リスクの識別と評価」が改正されたことを受けて、見直しを行ったものです。
内容に係る主な変更点は次のとおりです。
・「暗号資産」の定義の修正(第10項)
・重要な虚偽表示リスクの評価に関する記載の修正(第15項)
・内部統制システムの構成要素に関する説明の追加(第17項)
・特別な検討を必要とするリスクの定義の追加(第23項)
本改正は、2023年3月31日以後に終了する事業年度に関する監査から適用となります。
本実務指針の取りまとめに当たっては、2021年12月22日から2022年1月22日までの間、草案を公開し、広く意見を求めました。公開草案に寄せられた主なコメントの概要及び対応につきましては、「公開草案に対するコメントの概要及び対応」に記載しております。
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