専門情報

「品質管理基準委員会報告書第1号「監査事務所における品質管理」及び監査基準委員会報告書220「監査業務における品質管理」の改正、品質管理基準委員会報告書「監査業務に係る審査」の公表、並びに関連する監査基準委員会報告書等の改正」(公開草案)の公表について

掲載日
2022年03月23日
号数
1,2,220号
[意見募集期限]
2022年5月16日
常務理事 志村 さやか

 日本公認会計士協会(品質管理基準委員会及び監査基準委員会)では、現行のInternational Standard on Quality Control (ISQC) 1 に代わり2020年12月に国際監査・保証基準審議会(The International Auditing and Assurance Standards Board :IAASB)から新たに公表された、International Standard on Quality Management (ISQM) 1, Quality Management for Firms that Perform Audits or Reviews of Financial Statements, or Other Assurance or Related Services Engagements, International Standard on Quality Management (ISQM) 2, Engagement Quality Reviews及び改訂されたInternational Standard on Auditing (ISA) 220, Quality Management for an Audit of Financial Statementsの内容について、2021年11月の監査に関する品質管理基準の改訂に取り入れられたことから、その実務指針としての品質管理基準委員会報告書第1号「監査事務所における品質管理」、監査基準委員会報告書220「監査業務における品質管理」の改正及び品質管理基準委員会報告書「監査業務に係る審査」を検討してまいりました。このたびある程度の検討を終えたため、これらの改正案等について公開草案として公表し、広く意見を募集することといたしました。各公開草案の概要につきましては、添付の参考資料(各報告書公開草案の概要)をご参照ください。

 なお、品質管理基準委員会報告書第1号及び監査基準委員会報告書220の改正に関する公開草案については現行の品質管理基準委員会報告書第1号及び監査基準委員会報告書220からの大幅な項目の追加・削除等を行っているため、新旧対照表は作成しておりません。


【適合修正対象】

監査基準委員会報告書200「財務諸表監査における総括的な目的」

監査基準委員会報告書210「監査業務の契約条件の合意」

監査基準委員会報告書230「監査調書」

監査基準委員会報告書260「監査役等とのコミュニケーション」

監査基準委員会報告書300「監査計画」

監査基準委員会報告書315「重要な虚偽表示リスクの識別と評価」

監査基準委員会報告書500「監査証拠」

監査基準委員会報告書540「会計上の見積りの監査」

監査基準委員会報告書600「グループ監査」

監査基準委員会報告書610「内部監査人の作業の利用」

監査基準委員会報告書620「専門家の業務の利用」

監査基準委員会報告書701「独立監査人の監査報告書における監査上の主要な検討事項の報告」

監査基準委員会報告書720「その他の記載内容に関連する監査人の責任」

監査基準委員会研究報告第2号「金融商品の監査における特別な考慮事項」


 本公開草案についてご意見がございましたら、2022年5月16日(月)までに、氏名(法人その他の団体にあっては名称)及び職業(法人その他の団体にあっては業種)をご記入の上、下記の電子メール又はFAX(できるだけ電子メールでお寄せくださいますようお願いいたします。)宛てにお寄せください。

 お寄せいただいたご意見につきましては、個別には回答をしないこと、及び氏名又は名称が付されていないご意見は有効として取り扱わないことをあらかじめご了承ください。

                     担当事務局: 日本公認会計士協会 業務本部

                        監査グループ

    電子メール: kansa@sec.jicpa.or.jp

F A X: 03-5226-3355

   

以  上 

委員会報告等の詳細な内容をご覧になるには、日本公認会計士協会著作権規約をお読みいただき、当規約にご同意いただく必要があります。
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転載を希望される方は、転載許可申請書を作成の上、担当事務局へご提出ください。

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