「「監査上の主要な検討事項」の適用事例セミナー」の開催報告について
- 掲載日
- 2020年12月17日
開催報告
2020年12月1日(火)に公認会計士会館で、「監査上の主要な検討事項」の適用事例セミナーを開催いたしました。 本セミナーには当協会会員83名が出席しました。
■テーマ 「監査上の主要な検討事項」の適用事例セミナー ~「「監査上の主要な検討事項」の早期適用事例分析レポート」を踏まえて~ ■講師 志村さやか(公認会計士/監査基準・品質管理基準担当常務理事) 中山清美(公認会計士/監査上の主要な検討事項分析チーム リーダー) 関口智和(公認会計士/監査上の主要な検討事項分析チーム サブリーダー) 石原鉄也(公認会計士/監査上の主要な検討事項分析チーム メンバー) 廣川朝海(公認会計士/監査上の主要な検討事項分析チーム メンバー) 結城秀彦(公認会計士/監査上の主要な検討事項分析チーム メンバー)
2018年7月5日付けで企業会計審議会から公表された「監査基準の改訂に関する意見書」により、監査上の主要な検討事項(KAM)が、我が国の監査実務に導入されました。KAMの記載は、監査人が実施した監査の透明性を向上させ、監査報告書の情報価値を高めることにその意義があるとされております。日本公認会計士協会(監査基準委員会)では、2021年3月期の強制適用に向けて、2020年3月期までにKAMを早期適用した事例を分析し、監査基準委員会研究資料第1号「「監査上の主要な検討事項」の早期適用事例分析レポート」として公表しました。 本セミナーでは、当該研究資料を踏まえて、KAMの強制適用に向けた留意事項、KAMの記載をより有意義にするための留意点を解説いただきました。 CPE ONLINEにて当協会会員向けのe-ラーニング配信が開始しております。12月1日のセミナーにご参加いただけなかった会員各位におかれましては、CPE ONLINEからご受講ください。- CPE ONLINE
会計・監査ジャーナル
『会計・監査ジャーナル』(2021年3月号)に報告記事を掲載予定です。
サマリー動画
「監査上の主要な検討事項」の適用事例セミナーにおける講義内容の一部を公開いたします。
「監査上の主要な検討事項」(KAM)の制度概要と早期適用事例の全体像
KAMの早期適用事例と強制適用に向けた留意事項
・KAMの記載と企業の開示情報との関係・早期適用会社の認識及び財務諸表利用者の認識