専門情報

会計制度委員会報告第4号「外貨建取引等の会計処理に関する実務指針」、同第12号「研究開発費及びソフトウェアの会計処理に関する実務指針」、同第14号「金融商品会計に関する実務指針」、「研究開発費及びソフトウェアの会計処理に関するQ&A」、「金融商品会計に関するQ&A」及び「税効果会計に関するQ&A」の改正について(公開草案)

掲載日
2011年01月19日
号数
1,14,17号
常務理事 泉 本 小夜子
 日本公認会計士協会(会計制度委員会)では、平成21年12月に公表された企業会計基準第24号「会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準」及び平成22年6月に公表された企業会計基準第25号「包括利益の表示に関する会計基準」等に対応するため、次の会計制度委員会報告等の見直しを行ってまいりましたが、このたび、一応の検討を終えたため、草案を公表し、広く意見を求めることといたしました。

(1) 会計制度委員会報告第4号「外貨建取引等の会計処理に関する実務指針」
(2) 会計制度委員会報告第12号「研究開発費及びソフトウェアの会計処理に関する実務指針」
(3) 会計制度委員会報告第14号「金融商品会計に関する実務指針」
(4) 「研究開発費及びソフトウェアの会計処理に関するQ&A」
(5) 「金融商品会計に関するQ&A」
(6) 「税効果会計に関するQ&A」

<主な改正内容>
・ 在外子会社等のその他の包括利益への対応((1)第31-2項、第70-2項、設例10-2)
・ 見込販売数量(又は見込販売収益)を変更した場合におけるソフトウェアの減価償却の方法の見直し((2)第18項から第21項、第43項、第45項、設例4、(4)Q22)
・ ソフトウェアの減価償却の方法に関する開示の見直し((2)第22項、第46項)
・ 貸倒引当金の会計処理の見直し((3)第123項から第125項)
・ 有価証券の保有目的区分等変更時の取扱いの見直し((3)第81項、第90項、設例8)
・ 包括利益の表示の導入に伴う用語の見直し((3)第66項等)
・ 会計方針の変更に伴う遡及適用や、過去の誤謬の修正再表示を行った場合における税効果会計の適用の考え方((6)Q13)

 なお、企業会計基準第25号「包括利益の表示に関する会計基準」の個別財務諸表への適用については、同会計基準の公表から1年後を目途に判断することとされております。本公開草案における同会計基準への対応箇所は連結財務諸表に対応した記載に変更しておりますが、現行の会計処理に影響を与えるものではなく、個別財務諸表に適用する場合であっても同様に、影響を与えるものではありません。

 本公開草案についてご意見がございましたら、平成23年2月8日(火)までに、下記に、電子メール又はFAX(できるだけ電子メールでお寄せくださいますようお願いいたします。)によりお寄せください。
お寄せいただいたご意見につきましては、個別には回答をしないこと、また、氏名又は名称を含めて公開する場合があることを、予めご了承ください。
 なお、お寄せいただいた意見を検討の上、3月中に最終版を公表する予定です。

                          記

      担当事務局:日本公認会計士協会 自主規制・業務本部
              企業会計・監査・保証グループ
      電子メール:kigyokaikei@jicpa.or.jp
      F A X:03-5226-3355
      問合せ先:03-3515-1128
                                        以  上
委員会報告等の詳細な内容をご覧になるには、日本公認会計士協会著作権規約をお読みいただき、当規約にご同意いただく必要があります。
日本公認会計士協会がウェブサイト上で公表する委員会の報告書や実務指針、通達(審理情報、審理通達等)をはじめ、研究報告、研究資料、リサーチ・センター審理ニュース等の公表物の著作権は、日本公認会計士協会に帰属します。
これらの公表物の全部又は一部について、事前に文書によって日本公認会計士協会から許諾を得ることなく、協会編集以外の印刷物、協会主催以外の研修会資料、電子的媒体、その他いかなる手段による場合においても、複製、転載、頒布等を禁じます。
無断で使用した場合は、然るべき法的対応を取ることがありますので、ご注意ください。

以下のファイルが閲覧・ダウンロードできます

日本公認会計士協会が公表した著作物の転載を希望される方は、転載許可申請書を作成の上、担当事務局へご提出ください。

日本公認会計士協会から公表された答申等の転載について

日本公認会計士協会(以下、協会という。)の公表物(実務指針、パンフレット等)の転載に当たっては、必ず協会へ申請の上、あらかじめ許可を得てください。協会が作成する委員会報告、各種資料等については、協会に著作権があります。

転載を希望される方は、転載許可申請書を作成の上、担当事務局へご提出ください。

なお、転載に当たって転載料をいただくことがありますので、あらかじめご承知おきください。 転載許可申請書のフォームは以下からダウンロードできますので、ご利用ください。

転載許可申請書フォーム「公表物転載のお願い」

日本公認会計士協会公表物の使用・転載料の申請書、要領及び記入見本・注意事項等
転載料計算書(見本)
雑誌又は、有料セミナー資料及び雑誌等への転載の場合
電子媒体への転載の場合

お問合せ・送付先

〒102-8264 東京都千代田区九段南4-4-1 日本公認会計士協会CSR本部広報・ブランドマネジメントグループ

TEL
03-3515-1123
E-mail
tensai@sec.jicpa.or.jp
PDFファイルとして提供されているコンテンツを閲覧、または印刷することができるアプリケーションです。
Get Adobe Acrobat Reader
PDFファイルとして提供されているコンテンツを閲覧、または印刷することができるアプリケーションです。
Get Adobe Acrobat Reader
ページトップへ